Casa Black ──黒の家──

平面図

長瀞線沿いにあるこの家の外装はブラック・ガルバ。 「強キャラ」と思われるだろうが、意外と周囲の町並みにしっくりと溶け込んでいる。 落ち着いて、シックにさえ感じられる。

「黒」は、施主の最初から持っていたイメージ。 だからといって、決して「目立ちたがり」ではない。 むしろ自分自身の世界を(ライフスタイルを)大切に生きている。 エンジニアである施主が(自分のために)使える時間は僅かなもの。 それでも(30半ばに近い今も)趣味である自転車競技──それもロードとオフロードの両方──への情熱は衰えていない。 音楽もアナログ派だし、新居に運ばれた家具にも(施主ご夫婦の)感度の高さが伺える。

スケッチ

「ばうはうすの家」は、「男好み……」などといわれることもあるが、男の居場所を確保しておくことが・・・家族円満のヒケツかも知れない。 少なくとも、外に居場所を求めなくなる。 ……ご夫婦は、「結婚」まだ2ケ月のナイスカップルである。

何故か「黒い家」に縁があって(ボクが好きなのかも知れない?)、自宅が「黒」だし、初めて設計した渋川の家も「黒」……しかも20年以上前に片流れの屋根だった。 エーンド・・・ばうはうすとしての一棟目「倉賀野の家」も黒。 エーンド+エーンド、我がアトリエも黒ときてる。

【建材情報】

南面の壁下地にタイベックシルバーを貼っています。 従来の透湿・防水機能に遮熱効果を付加した製品。 コスト的に普及度はまだ低いのですが、これからの「環境の時代」には必須アイテムになる予感。

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