あんぼりの家

「白州そとん壁」+「レッドシダー(赤松)」 自然素材ならではのやさしい質感(白州そとん壁) 玄関を入ると長い廊下と大きな吹き抜け。 畳と同系色のファブリックパネル。視線をうまく誘導してトリックアートのように奥行き感を演出。 天井の梁と柱が意匠のリビング。かぶら杉の3cmの床板を採用、「和」との絶妙なバランスを配しました。 カウンターをそのままダイニングテーブルに。家具購入に費用を割かずに。BAU的思考のひとつです。 奥様の趣味フラワーアレンジメント用のシンクを、とのリクエスト。カウンターにフラワーベースを並べてリラックスした時間を愉しんでくださいね! キッチンにいてもスリットを通して家族の気配を感じられます。おやつの時間もタイムリーにセッティングできますね。そのうちおやつを察知して子供が先にやって来る?ナイスコンビネーションでね!! ニッチに飾られたオーニソの花。ふと目に入るたびにママのぬくもりを、ね。 南側の窓からの光を家全体に採り入れ北側まで明るいデザイン。 2Fフリースペースから1Fを見下ろす。 2Fフリースペースには家族みんなの共有パソコンを置けるようにネットワークのソケットを設置。 建主タカ坊氏のシアター兼、寝室。各種配線も、設計段階から組み込み済みなのでとてもスッキリ。「お掃除が楽になる」旦那様だけではなく、奥様にも好評なベッドルーム 2F子供室から、トイレ方向見るとこのような感じです。 大きな鏡を配した洗面所。 「ハーフユニットバス」+「杉材」

新築の記念に植えられた柚子の木。きちんとした実を結ぶには10年の年月が必要だそうです。

紅雲語録に、「家は10年住むと子供の教育にいいかどうかわかる」とあります。 あんぼりの家の10年後楽しみですね。南側の畑には、手作りの無農薬野菜。花もイッパイに咲き乱れて……。 チビちゃんも小学生。きっと、すこやかに、元気に、育っていると思います。 無農薬野菜に天然酵母パン。愛情豊かな「食育」と「かぶら材」の木の香りに育まれて。


奥様の趣味は、フラワーアレンジメント。open house の日もお花をいっぱい飾って迎えてくれました。 ニッチに飾ったオーニソの黄緑が、この家に好く似合い……ばうはうすの家は「住まう人」の暮らし色によく似合うなぁ、なんて思ってみたり。

タカ坊氏の趣味部屋(兼、寝室)では早速、プロジェクターとアンプ、スピーカーの配線組み。 早い時点からの打ち合わせでも、この配線プロジェクトはタカ坊氏がいちばん力説されたところでした。 オトコの居場所には、ばうはうすも力が入ります! タカ坊氏の一心不乱に配線を組む後ろ姿に「やったっ!」。うれしい瞬間です。 そのタカ坊氏の側らに……そっと生けられたオレンジのガーベラ。 来年、一年メンテナンスに伺った時には、ばうはうすの家はタカ坊夫妻+チビちゃんに、優しく育まれているのでしょうね。

スケッチ
基本データ
延床面積 109.38m2 ≒ 33坪
構造 木造在来工法
仕様 外壁 白州そとん壁(一部レッドシダー縦貼り)
杉無垢材 t=30mm(群馬県産材 かぶら杉)
ルナファーザー+リボスデュブロン
天井 ルナファーザー+リボスデュブロン・シナ合板