和の空気感
「ほぼ」枠組、「時々」軸組・・・ばぅの家の構法のことです。
一般的には「工法」ということが多いのですが、なにげに「構法」の方がシックリくるような・・・そんな気もする晩春(初夏?)の夜更けです。
先日、ある建築家とビルダーとのミーティングの席で「美しい木組みの意匠を現代の住空間の中に見事に表現している」建築家の瀬野和広氏から思いがけない発言がありました。
それは・・・「ツーバイフォーって、実は、日本の気候風土に案外マッチしているのだと思う」とのご意見。「木は木で組む」ものと、伝統構法を継承する優れた建築家であると認識していましたから、チョッと!!ビックラゲーションな発言。従来、言われてきた問題点にも「論理的錯覚(?)があるのでは」と指摘されて・・・。建築家自身、古い2×4住宅のリノベーションも手がけたと聞いていましたから、経年後の構造内部の実態を踏まえての発言だと思います。
いわゆる自然住宅(?)の工務店さんからボ○ク○に言われることの多い2×4ですが、さすがに一流の建築家は・・・モノゴトを憶測や偏見で見ないのだと「恐れ入谷の鬼子母神」です。
余談ですが・・・某工務店に「2×4は3年で腐る」といわれたクライアントさんを、築20数年になる拙宅(ツーバイです)に案内して、ご納得いただいた(なんてことも)ありました。
さて「ほぼ」と「時々」の使い分けなのですが・・・これが、ケッコウ説明するのが難しい。感性で・・・などという便利な言葉がありますが、なんとなく「和の空気感」が欲しい場合に「時々」を選んだりしています。風と土の曖昧な記憶とでも言うのでしょうか・・・「時々」には、構法とか、意匠とかでは説明できない「さむしんぐ」があるのかも知れません。
「軸組」といっても、基準法的には「壁量規定」があって(水平外力を柱と梁で受ける)ラーメン構造ではありません。構造的考え方は、「ほぼ」に近づきつつあるのです。耐震性の面から床をネダレスにして剛性を確保し、壁も筋交いから(壁倍率の高い)構造用面材を用いる例も一般的になりつつあります。木組みを意匠的に表したり、真壁にでもしなければ・・・ボクらにも(外部からは)構法の見分けが難しい。
軸組は本来、木の持っている(撓みとか粘りとかの)特性を活かした構法なのですが、度重なる地震災害の教訓から「柔よく剛を制さず」というのが現在の基準法のスタンスです。ちなみに・・・伝統構法の優れた一例として法隆寺が引き合いに出されるケースが多いのですが、(ある建築家の試算によれば)現在の工事費換算では坪/2億円かかるとのこと・・・嗚呼!!
素材的にもクロスしているのが現状です。軸組みの素材の50%以上にオウシュウトウヒ(ホワイトウッド)が使われていますし、逆に・・・一部(北海道)では国産材によるツーバイ用ランバーの生産も試みられているようです。
まぁ・・・それぞれに(±)がありますし、それぞれに(デザインする側の)楽しみもあります。
「ほぼ」の合理性、空間表現の自由度、構造的な強度・・・にも捨てがたいものがあります。
このブログでは、環境とか森林保護とかの問題を踏まえずに書かせていただきました。
コメント
・・・
ラシイですよね~^^
環境とか森林保護とか嫌いぢゃないくせに
敢えてそういう“とっぽい”発言をするトコロ。
でも、僕はスベテお見通しですからね~
うそ。
投稿者 ヨシダデス+ + + 吉田登志幸 : 2007年05月02日 21:01
時々、わかる。時々、わからない。
ほぼ、わかる。ほぼ、わからない。
時々、わかる。 時々、わからない。
ほぼ、わからない。 ほぼ、わかる。
そっか。クロス攻法だったか。
投稿者 がぼりん : 2007年05月06日 22:35
OPEN HOUSE頑張りまっしょ~~~~う!!
投稿者 ヨシダデス+ + + 吉田登志幸 : 2007年05月12日 07:14


