ちいさなおうち・・・でも

カテゴリー:[建築のプロらしく語る]

ちいさなおうち
*こちらは八千代の“Petit Box

むかしむかし、静かな田舎に「ちいさいおうち」がありました。四季の流れとともに家のまわりの景色も、変わります・・・バージニア・リー・バートンの絵本から・・・

YOSHIDA君が家をつくって・・・「ハイジの家」が原点らしいのですが、まだWEB上でしか訪問していません。でも彼のブログを読んでいて、ふと一冊のステキな絵本を思い出しました。
ボク自身は田舎暮らしに憧れている訳ではなく、彼の新居も「ちいさいおうち」という訳でもありません。でも、ちょっと立ち止まって考えてみる「ひとつのきっかけ」になりました。

忙しさにかまけていると・・・なにか大切なことを忘れてきたように思うことがあります。
ゆたかさに、便利さに慣れてしまうと・・・それによって失うものがあるってことにも気づかなくなります。仕事も・・・日常化してしまうと、つい、原点を見失いがちになります。

家って・・・所詮、くうねるところ(+)ほんの少しの「さむしんぐ」・・・だと思うのです。

昨年、文字通り「ちいさなおうち」を何棟か手がけさせていただいて・・・ほんの少しの「さむしんぐ」をどう考えるかで、家のつくり様って変わってくるのだと(あらためて)気づきました。
nLDK的な考え方(小難しく言えば空間構成概念)から開放されれば、家って・・・もっと楽しく、もっと自由にイメージできると思うのです。小さくても、大きく暮らせばいいのです。

振り返ってみると(今までに)それこそ様々な「ちいさなおうち」をつくらせていただきました。
四季の里の「TOY BOX」、20坪弱の狭小地に建てた「T-house」、「我が家は小さなコンサートホール」・・・etc。それぞれが「ちいさくても、開放的で、楽しさイッパイのおうち」達です。それは、むしろ「ちいさい」からこそ・・・できたことかも知れません。

MISATO町で建設中のO-house。この家も28坪の「ちいさなおうち」です。でも、とてもステキな家になる予感が確実にあるのです。ボクらにも、Oさんご夫婦にも・・・。

(大げさですが)今、ひとつのプロジェクトを考えています。キーワードは「1500」です。
それはつまり、1500万前後の予算で創る“ばうはうすの家”のことなのです。
勿論、ローコストのパワービルダーなら3LDKでも4LDKでも可能な予算かも知れません。
でも・・・ボクらが考えているのは、素材にも、デザイン性にも、環境にも配慮してつくられるホンモノの木の家なのです。それは「○ニ○ロ」的発想から生まれる家ではなく、やはり町の「仕立て屋」さん的仕事だと、そうも思うのです。基本的な部分でのプロト化(プレタポルテ化)はありますが・・・ローコストではなく「省コスト」を徹底してホンモノの家を創りたいのです。

群馬に家を建てるなら、ばうはうす ばうはうす : 2007年3月某日

コメント

こんばんは!MISATO町で建設して頂いているのO-Houseです。
いつもblogや隠れコラムを楽しみに密かに愛読しています。今回は我が家のことも載っていて、うれしくて初メールです。そして最近は素敵な家になる予感から確信になっています!
さて、本題ですが先日お邪魔したオープンハウスの時に床張りが始まったら写真を撮るので一緒に撮れればとお話頂きましたがいつ頃でしょうか?都合がつけば伺って見学したいと思います。連絡お待ちしております。

投稿者 小野原 頼信 : 2007年03月29日 23:21

コメントありがとうございます!工事も随分進んで完成がイメージできるようになって来ましたね。
撮影の件、連絡が遅れていて申し訳ありません。床工事は来週半ばくらいまでやっております。今週は土日とも珍しく現場がお休みなので、また来週行って撮影して来ようと思っています。平日になってしまいますがご都合が合えばぜひ。週末事務所においでになるそうなので、その際相談しましょう。

投稿者 ばうはうす : 2007年03月30日 14:18


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