オープンハウス
この週末(8月5日~6日)、イベント(オープンハウス)を開催する。高崎市内で2棟同時に行われ、どちらも30坪以下の小住宅。八千代町のO邸は、在来工法による平屋の25坪。東貝沢のH邸は2×4(ツーバイフォー)の2階建て28坪である。
「小さな家」と言えば、コルビジェが両親のためにレマン湖畔に建てた18坪の家や吉村順三の軽井沢の山荘が名建築として知られているが、今回の住宅は、それぞれ夫婦+子供二人の一般的な家族構成を前提としている。狭小地に建てる訳ではないのだが、限られた予算の中で、それでも最大限、上質な自然素材を使用しての住いづくり。広さを犠牲にしても品質に妥協はない・・・施主の考えに、私たちも共感を覚える。小さな家に、広く住まう工夫があればいいのだと思う。
開放感のある小住宅は、シンプルで簡素なデザインであること。余計な間仕切りをなくし、余計な建具を取り払い・・・必要最低限の収納は確保する。
H邸は7畳半を収納で仕切って、将来的には子供二人のベッドルーム。吹き抜けを見下ろす階段横のスペースに、大きな作り付けのカウンターデスクを設けている。O邸は南に2間のフルオープンな開口をとり、外部のデッキへと視線の広がりを確保している。居間に続く遊び感覚のある和室は、そのまま寝室として使用される。小さな家を、広く感じていただけるだろうか???
小さな家のオープンハウスを、私たちも楽しみにしている。
小さな家は省資源であり、省コストであり、省エネルギーであり、当然、ランニングコストも抑えられる。環境負荷を低減するためにも、低成長の時代を生き抜くためにも・・・ひとつの住宅のあり方を示していると考えているのだが・・・。


