現場セミナー/森が育む住まい ≪Vol I≫
サッム~イ親父ギャグで、スタッフにさえソッポを向かれているブログ主です。せめて、生誕記念の翌日ぐらいは(ビシッと+マジに)決めて面目を晴らしたいのです。
・・・と言うわけで(?)、本日は日本アントロポゾフィー(人智学と訳すらしい)協会主催の現場セミナーに出席。テーマは「森が育む住まい/バウビオロギー+エコロジー」。前橋工科大の石川助教授に引率されて、建築科の学生たち&バウビオロギー研究会のメンバー等20数名、高埼駅からバスに乗り込み(かぶら材の産地)下仁田の山林に向かう。
・・・車中、缶ビールも出なければ、カラオケも寅さんのビデオ放映もない(当然??)。まぁ、いわゆる学術的小旅行なのだからして「仕方ないのかなあ~」って、今日はマジなボクです。
・・・途中、石川助教授の設計による「吉岡の家」の現場を見学。昨年拝見した「赤堀の家」をさらに進化させた感があり、興味深く拝見する(住宅建築には経済的条件が伴うので、そのへんの事情もあるのかも知れない)。この家では、助教授の開発されたBSパネル(杉の無垢材を、接着剤を使わず積層パネル化)を、サイズダウンして非構造(非耐力)壁としても内部に用いており、特に勾配表しの天井は意匠的にもすばらしい仕上がりを見せている。内部には、一切の合板・接着剤は使用せず、BSパネルと珪藻土塗りのみの仕上げ。珪藻土は品質差の大きい素材だが、ここでは信頼性の高い「サメジマコーポレーション」の製品を選定している。その他にも紹介したい見所は多々あるのだが、多分、見学会もあると思うので・・・。
構造材、サッシ、断熱材など主な仕様はBauと重なるのだが、予算的にどうしても・・・と、普段諦めている細部まで配慮されており、羨ましい限り。さらに、微気候を意識したデザインで(C値にとらわれず)下屋部分は屋根緑化、植栽計画までも含まれている設計には共感を覚える。これからの住まいづくりはこうでなければと再認識するのだが・・・建築費、いくらかかるのだろうって・・・シ・ン・パ・イ。(ボク的には)100点満点の家を1軒つくることも大切だが、60点(及第点)の家を10軒つくることも大切な仕事・・・そうも、考えているのだが・・・。


