蕎麦茶寮 きむら
カテゴリー:[つれづれなるままに語る]
ある風の強い日、地域情報誌に《その後のばうはうすの住まいて》というシリーズの記事広告を載せる取材で、吉岡町の木村邸を訪問する。同行はスタッフ2名(と言っても、これで全員集合なのだ)。風の強い日で、榛名はマンカイ(?)全貌を現している。バーンをイメージした米杉貼りの木村邸も築16年になるが、未だにマンカイ(?)。さて、その時の記事(コピー)を、このブログで紹介させていただきます。ついでに、亭主自慢の蕎麦もいただきます。
住まいに隣接した塾舎の並びに、瀟洒な和の小亭が建っている。その暖簾には「蕎麦茶寮 きむら」とある。「趣味は料理なんです・・・」初めての打ち合わせでそう話されたこと、杉の疎林に囲まれた川沿いの敷地、青い榛名からの風・・・。16年前の施主との出会いが、懐かしく思い出される。趣味が高じて・・・と、そう簡単にいえるものではなかった筈。塾の講師を務めながら、老舗の店に本格的な修行に通われたと聞く。その想いが、そのこだわりが、彼の供する蕎麦に確実に表現されている。挽きたての粉で(職人の心で)打たれた蕎麦は、よくできた土物の器のように、素朴さの中に洗練された美意識をも感じさせてくれる。私たちのつくる家も、そうありたいと思う。上質な素材で、職人の心でつくられた住まい。それは、歳月を経て、今も尚美しく・・・。
蕎麦茶寮 きむら
住所・北群馬郡吉岡町北下522
でんわ・0279-55-0887
営業時間・11:30~蕎麦終了次第 ※夜は要予約
定休日・水曜日


