隅々に気を使う素材のこと ──炭素材──
炭々まで……!? とさわやかにオヤジギャグを飛ばしながら、さりげなく隅々まで木を使って……おっと、気を使って施工するのが「ばうはうす流」のこだわりです。 炭を適材適所で使うのも、そのこだわりのひとつです。
炭は珪藻土と同じようにポーラス(他孔質)な物質であり、住空間の(空気中の湿気を吸着・脱着を繰り返すことによって)湿度を調節してくれます。 さらに(科学的に100%の実証はされてはいないのですが)マイナスイオンの発生効果や、電磁波を吸着することも(一応、実績として)確認されています。
水槽に炭を入れるとニモ君が元気になることは知られています。 南牧村の炭焼き人は、体調が悪くなると炭を食したそうです。 イタリアのある地方では、体調が悪いとオリーブ油を飲むそうです。 それぞれの地域に残る生活の知恵なのでしょう。 ですからボクも・・・体調が悪い時にはイカ墨パスタをたべるように・・・(??)
オヤジギャグで炭ません <(_ _)>
建材としての炭の活用例(イシコーによる)
- 床下調湿木炭
床下に炭を敷き込むことによって湿気を吸着し、シロアリの発生しにくい環境を保ちます。
埋炭工法もあります。土壌を活性化します。- 杉炭紙(さんたんし)
粒状の木炭とパルプでつくられた紙。BAUでは下駄箱内部などに使います。- 炭漆喰
漆喰と炭のコラボです。つなぎも100%天然素材を使用しています。
少し青みを帯びた仕上がり面に、ボク的には古い洋館のイメージを……。- 畳下敷用杉炭紙(化学物質吸着シート)
畳の下に敷き込みます。- 炭塗料(くろべえ)
土台等の「ガングロ?」塗装に使われます。イシコーでは、間伐材や、製材所から出る端材や木の皮を利用することで環境に寄与しています。 また炭焼きの副産物である木酢液は、薬草の添加により「土壌処理剤」に使われます。
炭火焼きの焼き鳥だって遠赤外線効果により、ガスコンロで焼くのとは月とすっぽんです。
余談になりますが「月とすっぽん」の語源ってゆぅか、出展をご存じですか? 「後漢書嬌慎伝」によるとか、江戸後期の随筆「嬉遊笑覧」によるとか諸説あるのですが……。
とにかく炭は「月」ということなのです。美女と野獣なら「美女」。天国と地獄なら「天国」に分類される、スグレモノなのです。
※注意
- 多孔質を利用した例としてはポーラスコンクリートがあり、ビオトープ(生物の生息空間)を生成するために使われています(例:ポラコン工業会)。
- シロアリへの忌避効果は実証されているわけではありません。
- マイナスイオンの発生については、確認されているわけではありません
