100%自然素材のこと ──白州 そとん壁──

イメージ写真

このところ、圧倒的にリクエストの多い外壁の左官材料で、火山灰土から作られる自然素材100%の製品です。 私たちは米杉と組み合わせたり、 あるいはガルバリウムを部分的に使い、デザイン的にも多様性を持たせていますが、何より、土壁であることの「質感」がステキなのです。 自然素材ゆえに、ヘアークラック(表面の細い亀裂)の問題は付きまといますが、シラス粒子の複雑な構造によって内部への水の侵入を防ぎ、保湿効果が高く凍結にも強い素材です。 ファイバーメッシュを伏せ込むことにより初期クラックを防ぐことも可能ですが、100%自然素材だから……とのこだわりもありますので、私たちは(敢えて)直接施工しています。

実際に施工しているところもご覧いただけます

白州そとん壁の主な特性

  • 25年間メンテナンスフリー
    安定した物性で、褪色・劣化がほとんどありません。
  • 耐候性
    風雨、耐紫外線に優れ、無機質の壁面は酸性雨や塩害にも高耐久性を維持します。
  • 通気性能
    素材そのものが通気性を持つため、胴縁による通気工法を必要としません。
  • エコロジー
    製造時に大きなエネルギーを必要としない、CO2削減製品です。
  • アンチヒートアイランド
    蓄熱しにくく輻射熱を緩和させるので、都市部での仕上げにも効果大。
  • 不燃材料である。
  • 吸音効果がある。

白州そとん壁で創ったばうはうすの家

ガルバリウムの家以外は大抵「白州そとん壁」外装のお家です


借景をデザインする 冬の晴天の日に撮影、その為か「白州そとん壁」の美しさが最大限に引きだされた外観撮影ができました。 太陽の光を壁一面に吸収・蓄光し、光りを解き放つ様はまるで青い空に浮かぶ雲のような、軽さと透明感に満ちています。
みさと町のMINKA 白州そとん壁・櫛びき仕上げのお家です。 ばうはうすでは珍しい仕上げ方ですが外装の色と、仕上げのバランスが美しいお家です。

火房のある家 ガルバリウム+白州そとん壁を玄関・家の側面に使用したお家です。 爽やかなな水色の外観に、白州そとん壁で落ち着いた印象を持たせました。

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白州 そとん壁、もっと詳しく!!

塗状況

原材料は南九州シラス台地に堆積した火山灰です。 約22,000年前に九州鹿児島の姶良カルデラの噴火によって莫大に噴出、南九州一帯に堆積しているそうです。 このシラス(白砂)の地質により、この南九州一帯は水はけが良く養分が乏しく稲作導入が遅かったとか。 白州そとん壁はアルカリ性です。 ギリシャの白い家の壁は石灰で塗られていますが、これもアルカリ性です。 その昔、天然の虫除けや伝染病の予防にアルカリ性の石灰で塗られたことが始まりだそうです。 現在では南九州地方では観光資源として美しい姿を見せてくれます。


施工中は、こんな感じです!!

左官屋さんたち 一番上は、兄職人さん2人で、すっごい早さで塗って行きます!! 中段は棟梁。余裕の仕事っぷり。 一番下段が職人歴1年半の弟職人さん。後方援護で、さらに弟分さん。 白州そとん壁を錬って、上段・中段に補充していきます。 その無駄のない動きには、ただただ脱帽。 この人たち、会話もろくに交わさないのに何で補充時期が解るのだろう?
下地 写真上の下地部分のアップです。この下地も100%自然素材。 上塗り用「白州そとん壁」と併せて経済産業省2003年グッドデザイン賞を受賞しています。
弟職人さん 職人歴1年半のこの職人さんは左利き。一番下で塗っています。「親方はすごいんかい?」の質問に……「親方? すごいっすよー」と答えてくれました。 何がすごいのか? 下手に聞いて、「職人は仕事を盗むんだぁっ!!」……なんて怒られてもつまらないので、ジッと観察してみたところ……
親方 親方登場。「イイオトコに撮ってくんないのー」と迎えてくれた親方、イイオトコに撮れてますから(笑) そう、何がすごいのか? 今度は親方をジッと見てみた……。 落とさない! 1年半の彼は、まだまだ落とすんです(笑) 親方は塗り始め、なめらかぁ〜に下地に馴染むように塗り始めます。 そっかぁ、何で兄職人さんが一番上なのか。落とさないんだぁ。 上にお歳が多い方がいたら……下で塗ってるみんなが、鳥の糞だらけみたいになっちゃうものね。納得。
ズリ仕上 スポンジでこすり最後の仕上げ作業。 「何ていう仕上げなんですかぁー!」 ……上のほうから「ズリってんだよー!」 この「ズリ」は、ばうはうすの白州そとん壁の仕上げで一番多い仕上げ方法です。外壁の表面積を増やすと共に、白州そとん壁の特性を十二分に引きだす仕上方法です。
機械を洗う お昼休みの前、一段落したところで補給係の職人さんが壁材と水をグルグルこねる機の水洗いを始めました。 1時間くらい放置しても……とも思いますが「落ちなくなる」んだそうです。機材を大切に使います。 この例に漏れず、ばうはうすの職人さん達はとても礼儀正しく、きれい好きです。 以前、施工中のお家を訪問した際に近所のおばちゃんが近づいてきて「ここん家はスゴイんねー! 紙や紐一本飛んで来ないんよー」と群馬弁丸出しで褒めて下さりほっとしました。 近づいて来たときは恐かったなぁ。
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家を建てることを決めて建築会社や工務店・設計事務所を探すときにばうはうすを思い出してください。
時代の流れにシンクロしたデザインではないかもしれませんが、長く住める家を一緒に作り、育てましょう。
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