05:インナー・ブリッジ。

わーくすで この家「インナーブリッジ」を見る
父は島でうたた寝をしている。 猫のワガハイは あおむけにひっくりがえり 小さな手? を海に落としている。 向こうの音楽の森では ムーンリバーが静かに流れている。 ブルーのウインドウ・スクリーンに染められた 初秋の日差しのせいで そこは海底のようにも見える。 少女はブリッジで海を見下ろしている。 勉強に飽きると いつも 少女は部屋を出て ここから居間を眺める。 あの白いカーペットが、島。 オーディオがはめ込まれたコーナーが、 音楽の森。 そして、ここが橋。 小さい頃から 少女はこのブリッジが大好きだった。 小学校低学年の頃は 子供部屋から机を持ち出して ブリッジの隅で勉強したり 居間に続く階段で過ごしたものだ。 「綾ちゃん、おやつよ」 ──海の片端で母の声がする。
08:薪をくべる。
07:ホワイトクリスマス
06:夜の茶会。
05:インナーブリッジ。
04:風は榛名より。
03:図書室。
02:懐かしき丘の上。
01:借景、そして我が庭。

text by Mr. Koun
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643-6 Nakaizumi-machi Takasaki, Gunma
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